てるてる坊主
こんにちは。司法書士の岩永事務所 事務職員石飛です。
運動会シーズンです。
今度の日曜日は中学生の子どもの体育祭がある予定ですが、
雨の予報になっています。
先日その話をした際に「てるてる坊主でもつくってみたら?」と冗談のつもりで言ってみると
予想に反して真剣な目をして「そうしようかな。」と。
中学生でも運動会は楽しみなんですね。
ところでてるてる坊主について。
中国では、降り止まない大雨に困った人々が天の求めに応じて
美しい女性「晴娘」を生け贄として差し出したところ、
神のお告げ通り雨がやみ、水害から救われたとの伝説があります。
今でも中国では、雨を掃き出すという意味で
ほうきを持った女性をかたどった切り紙を飾るそうです。
てるてる坊主はもともとはこの古い言い伝えからきていて、
日本に伝来したのは平安時代と長い歴史のあるものです。
どうしていまの形になったのかはわかっていませんが、女性の切り紙が
坊主=男の子へと大きくかわったのか、とても興味があります。
炎天下でのつらい練習の成果を、子ども達が思いっきり発揮できるように
雨が降らないことを祈っています。