値上げと値下げ
早いもので令和4年も3月になりました。先週までは極寒の寒さでしたが、ここ数日でようやく春を感じさせる暖かさが戻ってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年に入ってから値上げラッシュというタイトルのニュースが散見されますね。
コロナの影響もあり、小麦やジャガイモ、電気代、原油価格等生活に関する色々なものが値上げされ、家計を直撃しています。
かく言う重村家もパンやポテチが好きで、寒がりで、外出好きなので、値上げ全般我が家の家計に深刻なダメージを与えています(泣)。
今回は身近なものではなく、あまり知られていない2022年値上げ値下げをご紹介したいと思います。
司法書士のお仕事に関するものですが、まず郵便小為替の手数料です。
これは相続登記に必要な戸籍を各自治体に郵送請求する場合などに使いますが、額面として300円、450円、750円、1,000円などがよく使われます。郵便局で購入するもので、1枚購入ごとに100円の手数料がかかっていました。ですので、300円の小為替を1枚購入するのに必要な金額は400円でした。
これが2022年1月17日から手数料が100円→200円となんといきなり倍になりました!なので750円の小為替を10枚購入した場合、今までは8500円で購入できていたものが、9500円となります。
小為替の利用頻度が高い司法書士にとっては、かなりの衝撃です。
次に値下げがされたものですが、株式会社を設立する際には、公証人役場で定款認証を行います。これまでは一律5万円の手数料がかかっていましたが、2022年1月1日より、資本金額によって手数料が安くなることになりました。
資本金額100万円未満で3万円、100万円以上300万円未満で4万円、それ以上は一律5万円と改定されています。
一般社団法人、一般財団法人はこれまで通り5万円で変わりません。
今回定款認証手数料が値下げされるのは、初めてということらしいです。
値上げばかりに目が行くと暗い気持ちになっていますが、値下げがされるものも多少はありますので、めげずに頑張って生きていきたいと思います!