最近の読書
こんにちは。司法書士の岩永加寿美です。
桜が咲いたとか、年度末だとか、言い訳だけは盛りだくさんですが、
なかなかblogが書けていません^_^;
以前のblogで、1カ月1冊の今年の目標と共に、村上春樹の1Q84を読んだことを書きました。
続いて、湊かなえの「母性」を読みました。
湊かなえの作品は、「告白」や「高校入試」など映画やテレビなどの映像になる現代劇が多いのですが、とにかく話が進むにつれて、お腹の中に小石をひとつづつ落とされる。だんだんと重た〜くなるんです。
最後は決してスカッとしない。でもまた次の作品を読みたくなるんです(°_°)
最近読み始めてのが宮部みゆきの「ソロモンの偽証」文庫本で全6冊!
読み応えたっぷりです(*^_^*)
でも、期待してるんです。だって「模倣犯」も文庫本で5冊。
読破できるか半信半疑でしたが、
1巻の後半からは、次のページが気になって読むのを止められない状態に〜
文章に引きずり込まれて、5巻目を手に取った時には、
もうこれで終わるんだ〜と寂しい気持ちにさせられた程です。
文章の力ってスゴいですね〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
「ソロモンの偽証」は、まだ事件は起こったばかり
とある登校拒否の中学生が、転落死するところから始まります。
自殺か?突き落とされたのか?誤って落ちたのか?
宮部みゆきの作品は、このひとつの事件を中心に
周囲の人達の目線から事件を捉えていきます。
級友、その父母、教師、家族。それぞれに彼の死を巡って隠し事や嘘をつく。
なぜか??
模倣犯と同じく登場人物ひとりひとりの目線からから見た事件を切り取る手法。
また、同じ手口か〜なんて思っていても、またハマってしまいます(^ ^)
昨年映画化されていますが、これは読み終わってからのお楽しみにしたいと思います!