台風
こんにちは。司法書士の岩永事務所 事務職員石飛です。
昨日の夕方の西の空です。
秋らしいうろこ雲が出ていたので、写真に撮ってしまいました。
ここ最近は朝夕ともに過ごしやすくなってきましたね。日中はまだまだ暑いですが
今週の月曜日は台風12号に備えて、福岡市内の公立の小中学校はお休みでした。
月曜日の夜中に熱帯低気圧となり、あまり影響もなく肩すかしでした(被害がないのは喜ばしいことです)
その後台風13号が沖縄近海で発生し、本州めがけて北上しましたがこれもまもなく温帯低気圧になったとニュースで知りました。
同じ台風でも熱帯低気圧になるものと、温帯低気圧になるものがあるの?
調べてみました。
熱帯低気圧は、亜熱帯や熱帯で海から大量の水蒸気が上昇することにより、空気が渦巻き状になってできる低気圧のことです。この低気圧が発達して、風速が17.2m/sを超えると台風という呼び名に代わります。
つまり台風の風速が17.2m/sを下回ると、熱帯低気圧となるそうです。
このことから台風の性質としては、水蒸気を多く含むため、大雨と強風をもたらします。
温帯低気圧は冷たい空気と暖かい空気が混ざり合おうとして渦を巻く低気圧で、
この寒暖の差により前線ができます。
台風が北上していく中で、周囲の冷気と台風域内の暖気との間に前線ができるため、
「台風」から「温帯低気圧」へと性質を変化させていきます。
また、気象予報士の方は、熱帯低気圧に衰えた や 温帯低気圧へと弱まった
とは言わないそうです。
「なった」や「変化」したと言い、引き続き警戒を促すとのことでした。
熱帯低気圧は引き続き大雨が降らせますし、温帯低気圧は海上でなくとも勢力が増すことがあるそうです。
しばらく台風シーズンは続きます。台風が低気圧へと変化しても十分な警戒は必要なようです。