博多の夏!山笠
私、福岡に住んで、かれこれ数十年?になります。
博多の街で「夏といえば?」ほぼ100%の確率で
「山笠たい!」という答えが返ってくるほどの博多の夏の風物詩~
6月に入ると山笠スタイルの男衆が街を歩く姿を見かけるようになります。
7月に入ると町中に飾り山笠が飾られて、その美しい人形達に目を奪われます。
しかし、博多の祭りのメインは、男衆が櫛田神社から須崎町まで約5㎞の道のりを
山車をかきそのタイムを競う「追い山」なんです。
毎年7月15日の早朝4時59分にその年の1番山が櫛田入りをして「博多祝い唄」を唄い
(その時間が1分なんだそう)
櫛田神社を出発してゴールの須崎町を目指します。
それから5分間隔で次々に出発して、そのタイムを競うのです。
博多に住んでいれば、一度は実際の追い山を見てみたい!
ずっとそう思っていました。
その念願が今年叶いました。
早起きができるか?そのまま仕事に行けるか?
という課題がありました。
でも、今年の7月15日は土曜日!
早起きさえできれば、行けるんです
で、早起きしました
朝4時過ぎの冷泉公園の辺りは、山が順番に並べられて
流れごとにおそろいの法被を着た男衆が
静かにその時を待っています。
テレビでは伝わらない緊張感が何とも言えず、いい雰囲気を醸し出してますね
櫛田神社のまわりは人が多くてよく見られないので、
我々は、ゴール地点の須崎町へ先回りして、待つことに。
「オイサ、オイサ」のかけ声がどんどん近づいてきます
沿道からは、勢い水がどんどんかけられて
大きな山が駆け抜けていきます!
な~んか、カッコイイですね
小さな子どもからおじいちゃんまで、博多っ子の血が騒ぐって!
行ってよかった~
っていうか、もっと早く行けばよかった。
また行こう、早起きしてね