お葬式のはなし
こんにちは。司法書士の岩永加寿美です。
今日は、セミナー講師のお仕事。
私以外の講師は、葬儀屋さんが葬儀のお話と石材屋さんがお墓の話をするというなかなか無い組合せ。
セミナーの時は、他の講師の方のお話を聞くのも楽しみのひとつであります。
トップバッターは、葬儀屋さん。
今は、核家族化で菩提寺や宗派、家紋なんかも知らない人が多くなっているのだそう
自分も随分前に聞いた記憶はあるけど、確認せねば。後々困るのはわたし…(⌒-⌒; )
苦労されるのは、日程の調整。お日柄や親族の都合だったり、お寺さんの都合、火葬場の予定も…
今、流行りの家族葬。安価でいいと思われがちですが、祭壇などの必要なものの金額はそんなに変わらないのに、弔問客が少ない分お香典は少なくなるので赤字になることも?
喪主の社会的地位によっては、それなりの規模にする必要も…
直葬は、お花などもなくてシンプルで安いけど、送る側の気持ちの問題で、本当に儀式無しでよかったのか?後々後悔することも(実際直葬をした親族の話)葬儀はやり直せないんです。
儀式は区切り、家族や関係者の心の切り替えをする機会だということも考えてもらいたいとお話されていました。
家族葬、直葬は、後々お参りの方が家に来られることで対応に追われることになったり、悲しみが終わらないという感想を持たれる方も!?
そうなんですね〜儀式の大切さを改めて感じました(._.)
直葬なら最低限必要費用は、火葬のみ2万円。控室は5千円(福岡市の場合)
葬儀の際の費用で一番悩ましいのは、お寺さんへのお布施。
お気持ちで..値段があってないようなもの( i _ i )
戒名、院号をつける場合は、50万〜100万円が相場なんだとか〜
戒名は宗派によって違うので、長ければいいっていうものでもないんだとか…
お線香の意味。空気を浄化する意味と仏様のお食事、だからお線香は息で吹き消してはいけないんだそうです。知らなかった〜儀式にはひとつひとつ意味があるのですね。
葬儀はを考えることは、先祖のこと自分の生き方を考えることにもなるんですね。