正確な情報を知る権利は?
こんにちは。司法書士の岩永加寿美です。
昨日、母校である福岡大学の同窓会「有信会」の総会に代議員として出席してきました。
さすが創立80年を超えるマンモス大学だけあって、同窓会の会員数も多い!
23万6千人‼︎毎年5千人ずつ増えて、同じくらいの数の永眠会員が出ているのだとか…..
総会は定款変更などの重要議案の決議を経て、無事終了して講演会へ。
私が代議員になって3年目。この講演会がまた楽しみなんです。
一昨年は、竹田恒泰氏、昨年は金美麗氏、今年は百田尚樹氏と話題の著名人の講演会を優先的に拝聴できるのは、代議員の特典です。
もちろん、卒業生は申込みをすれば入場することは出来るようなっています〜
しかも、百田尚樹氏は先日から沖縄の新聞紙に対する発言で注目が集まっている最中での講演なので尚更です。
冒頭は、ここ数日世間を騒がせている自民党若手議員勉強会でのオフレコ発言が新聞記事となっていることに対する反論から。
百田氏の弁明によると、問題となっている発言については、前後の脈略がなく「沖縄の新聞紙2社をつぶせ!」という一言だけを切り取られて記事にされたということ。
新聞やテレビなどのマスメディアは、取材に基づいた事実を報道する立場ですが、ここに記者や新聞社の思想や恣意が盛り込まれるとすると、
どういうことが起こるのか?マスコミは、それだけの影響力を持っているから、考えただけでも怖い気がする・・・
実際に自民党の若手議員の「マスコミに圧力をかけては?」という発言に対する百田氏の「それはダメ!」という発言は記事になっていない。
記事にするのなら、話しの全体を要約して読者に伝えるべきで、面白そうな部分だけ切り取って、問題発言だ!というのは新聞としてどうなんだろう?
世の中には情報があふれているようで、本当に大事なことは隠されているのかもしれない・・・と思いました。
司法書士の仕事は、人、物、意思の確認が重要な仕事です。
真実は何なのか?を見抜く目は持ち続けたいですね。
この講演会では、百田氏が小説家になろうと思った時の話やなぜ「永遠の0」を書こうと思ったのか?「海賊と呼ばれた男」の出光佐三氏の話などあっという間の90分でした
この辺の話は、また次回ということで・・・・