マイナス金利時代の資産形成のおはなし(知的研究部)
こんにちは。司法書士の岩永加寿美です。
事務所前の昭和通りの銀杏もやっと色づいて、
金色の葉をみると秋を感じています。
先日、19日は第10回目の知的研究部が開催されました
今回は、知的研究部の幹部でもあるFPの福山宏伸さんが
「マイナス金利時代の資産形成」と題しまして、
日本がマイナス金利となった今、注目される海外投資についてお話いただきました。
最近は、銀行の窓口でもよく外貨建ての保険を勧められます。
日本の預金や投資商品などを購入しても、運用利率が低くて資産形成の手段にはなりません。
(現時点で普通預金金利は0.001%)
しかし、海外の金融商品は金利0.6%(通貨によって違います)なんていうのもある
だとすると、もちろん、外貨は為替の変動リスクを含みますからその点を考慮しても、外貨建てがお得!?
そんな為替リスクのある商品例えば投資信託で利益が出るようにするしくみ~
そ・れ・は、毎月分配型(分配金の受取っていくタイプ)にしないこと
投資信託は、投資のプロが商品を選んで投資していますから、ほとんどの商品で利益は出ています。
しかし、短期の為替リスクによって利益が吸収されることがありますから、
1ヶ月単位で利益を受け取ると、為替リスクをかぶることも・・・
だから、複利型(利益は再投資型)にすれば、最低でも5年、10年もすれば
あら!不思議~かなりの利益がでているということになっています。
どんなに営業マンに勧められても、新商品には手をださないこと
投資信託の商品を選ぶ時は、1年、3年、5年でどれくらい利益がでているか?のチェックをしましょう
次回は、海外口座開設の甘い罠・・・の話を書きたいと思います