郵便小為替
こんにちは。司法書士の岩永事務所 石飛です。
郵便小為替はご存じですか?
遠方の役所に戸籍を請求したり、忙しくて住民票等を取りに行けないときは
郵便にて取得できます。この時手数料を現金で支払う代わりに郵便小為替を
封筒にいれて請求します。
この郵便小為替、名前の通り郵便局で交換できます。
振出請求書に記入のうえ、貯金の窓口にて行ってください。
初めて交換に行ったとき、長蛇の列の郵便窓口に並んだあげく
このことを知って愕然としたことがあります。
金種は50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、
450円、500円、750円、1000円となりますが、発行手数料として一枚あたり100円かかります。
つまり50円の小為替にも手数料が100円かかるのです!!
普段から組み合わせをよく考えて、できるだけ枚数が少なくて済むようにしています。
以前は発行手数料が10円で気軽に使えたのですが・・・。
また、役所に送る場合、指定受取人には記入せずに送って下さい。
有効期限は発行日から6ヶ月です。これを過ぎたものを送付すると、役所から連絡がきて期限内のものを再度送付となりますのでご注意ください。
では6ヶ月過ぎたら、もうこれは紙くずになってしまうのでしょうか?
答えはNOです。6ヶ月過ぎても換金できます。また、所定の書類に記入して手続すれば再発行もできます。発行日附印の欄に「長野貯金事務センター」と印刷された郵便小為替が後日送られてくるのです。
ただし、これも発行の日から5年を過ぎると出来なくなりますので、ご注意ください。