戸籍や住民票などの郵送請求(本人の場合)
こんにちは。司法書士の岩永事務所 石飛です。
戸籍や住民票など郵送で請求できることは先日のブログで書いていますが、
今日はその方法をご紹介したいと思います。
まず必要な物は
・請求用紙
各市町村のホームページで様式はダウンロードできます。
ただ印刷する環境でないときは、ご自分で用意した用紙に下記の項目を記入して請求することもできます。
【請求者】
住所・氏名(署名)その横に押印・生年月日・電話番号(昼間連絡がつく番号がよいです)
本籍地・筆頭者・筆頭者との続柄 ← 戸籍謄抄本を請求の場合
世帯主 ← 住民票を請求の場合
【請求の種別】
請求する書類・通数(たとえば戸籍謄本 1通)
請求に係る者の氏名:請求者本人 と記載します。
【請求理由・使用目的】
請求理由や使用目的を記入します。(たとえば免許証の住所変更やパスポート申請など)
住民票の時は世帯主の氏名や続柄、本籍地を記載するか否か も記入して下さい。
氏名の横には、認印でよいので押印をお忘れなきように。
また、様式を使わない場合は該当の市町村に電話をして確認することをお勧めします。
・手数料(郵便小為替)
先日のブログでご紹介した郵便小為替を使います。
現在戸籍は謄本も抄本も450円、原戸籍・除籍は750円ですが、住民票や戸籍の附票は自治体によって異なりますのでホームページで確認するか電話で問い合わせて下さい。
・本人確認書類
請求者の免許証やパスポートのコピー
・返信用封筒
封筒に82円切手を貼付して、ご自身の住所氏名を書いていてください。
枚数が多くて25グラムを超えそうな時は、92円、140円などに対応するように切手を別に入れていてもよいですが、役所が受取人払いと記載して送ってくれるので到着時に超えた料金を支払うこともできます。
以上を封筒にいれて各市町村に請求します。
東京23区と政令指定都市はそれぞれの区に請求しますが、政令指定都市は
事務処理センターをもうけているところもありますので、送付先も要確認です。
往復の郵送にかかる日数に加えて、事務処理にも2~7日かかりますので余裕をもって請求して下さい。
不備や手数料の不足があると更に時間がかかりますので、投函前によ~く 内容を確認してくださいね。
どうしても急ぎでというときは、行きも帰りも速達にして、
送付封筒に「至急」と赤字で書けば対応してくれる市町村もあります。